外資戦略コンサルのゆるいブログ

超エリート達がしのぎを削る外資系企業で勤務する一般人が、思ったことを書いてみなさまの人生に貢献するブログ

多用しないほうが良い英語(ビジネスでも、日常でも)

ぼくは、アメリカに本社がある戦略コンサルティングファームで仕事をしています。

「仕事で英語使ったりするの?」とよく聞かれるんですが、その通りです。

外国人の上司やお客さんに囲まれて、英語ばっかり使って仕事をしています。
 
とくに外資系と呼ばれる企業では、英語が得意でない日本人も、がんばって英語を使って仕事をする必要があるわけですが、その中で気づいた「日本人がよく使うが、あんまり使わないほうが良い言葉たち」をご紹介。。
 

1:Oh... または Oh!

単純に変です。日本語でも「あっ、すみません」とか、「あっ、先ほどの」と何かしら「あっ」という単語をつけるひとがいますが、なんか落ち着きが無くて変です。自信がなさそうに聞こえるなあ。
 

2: Really?

これはよく使われますね。使う頻度に注意です。
「本当ですか?」という意味ですが、基本的なニュアンスは「今まで知らなかったことを知って、驚いている」ことを意味しますが、相槌として多用している人が多いように思います。
トーンによっては、そこまでフォーマルでもなく「マジで?」「ホント?」みたいな意味ですので、子供っぽいし、無知な人みたいに思われてしまうことも。
 
本当に驚いているなら良いけれども、そうじゃ無いときは他の表現で相槌をうてないか、考えてみましょう。
"That sounds interesting" (それは面白いですね)
"That makes sense" (それは納得ですね)
"Is that so?" (そうなの?本当に?) *”really?”よりもこなれていて良い
 

3: Please~

命令形の動詞の頭に"Please"を付けると、「~してください」「~お願いします」という意味になるんですが、じつは"Please"をつけたとしても命令形であることは変わりませんし、場合によっては「お願いだから〇〇してください」といった皮肉っぽい表現になってしまうことも。
 
「最新の書類を送ってくれますか?」とお願いするときも、
"Send me the latest document." =これは誰が見ても怖いですね。
"Please send me the latest document." =上記よりは丁寧かもしれないけど、結構強い表現です。
 
Please を使うよりも、下記のように言い換えたほうが全く無難です。
"Could you send me the latest document?"
"Can you send me the latest document?"
 
さらに丁寧になると、
"Do you mind sending me the latest document?"
"Would you be able to send me the latest document?"
"Can I ask you to send me the latest document?"
といろいろ出てきます。
 
他にもいろいろあるのですが、言いたいこととしては、"Please"という言葉は時には、強すぎるニュアンスを持ってしまうことがあるので気をつけたほうがいいです。
 

 他にもありそう

....と思いつきだけでここまで書いてみたけど、

・多用されてるけど、多用しないほうがいい表現

・使うだけで、洗練されて聞こえる言い回し

 
みたいなのはもっとある気がするので、今度まとめてみようかな。