外資戦略コンサルのゆるいブログ

超エリート達がしのぎを削る外資系企業で勤務する一般人が、思ったことを書いてみなさまの人生に貢献するブログ

【シンプルだけど奥深い】スーツのシャツは白の無地に限る

なんで日本人のスーツ姿はダサいのか

またまた、スーツについて書こうと思う。

とても疑問に思うのだが、なぜ日本にはスーツを着ている人(サラリーマン)がこんなに多いのに、イケてる着こなしをしている人が非常に少ないのだろう。

これこそまさに「WHYJAPANESEPEOPLE!!」である。

ということで、世界中の大都市のビジネス街を歩いてきたぼくが、スーツ姿について思うところを書いてみようと思う。

 

高いスーツを揃える前に、しっかりした白シャツを揃えるべき

格好良くスーツを着たいけれど、良いスーツを買おうと思うと10万円前後はかかってしまうから、2~3着まとめて揃えるのも経済的にきびしい。

しかも、僕みたいなデスクワークが中心の職業だと、社内ではスーツの上着を着ずに、シャツだけになる人は多いと思う。(特に夏なんかは)

 

高いスーツにお金をかけなくとも、シャツに気を使うことで見た目が格段に良くなる。

実際に、

  • 高いスーツ(10万円)と安いシャツ(2,000円)の組み合わせよりも、
  • 安いスーツ(3万円)とある程度のシャツ(5,000〜10,000円)の組み合わせ

前者と後者では、後者の方が格好良く見えることに気がついてしまった。

 

まずはド定番の無地の白シャツを5枚揃えよう

基本的に以下のルールさえ守っていれば間違い無い。徹底的に、スタンダードを追い求めよう

・とにかく白の無地:余計なステッチや柄はかえってダサい。白で飽きたなら無地のサックスブルーでもOK

・半袖はNG:半袖を着た時点で一気にダサい認定。暑ければ腕まくり

・胸ポケットは無し:もともと下着であるシャツにポケットは不要。ポケットがないとすっきりして見える

・襟はワイドカラー:襟が120度くらい開いているタイプ。これにより、ネクタイが美しく見える

 

しっかりアイロンがかかった無地の白シャツは、どんなスタイルにも合うからいつでも格好いいし、組み合わせで失敗することもない

president.jp

 

 

オススメは「メーカーズシャツ鎌倉」

shop.shirt.co.jp

僕は最近は、これしか買っていない。若者・初心者にもおすすめだと思う。

【メーカーズシャツ鎌倉のいいところ】

・5,000円ちょっとで買える!意外と安い

・値段の割に、素材感や肌さわりがとても良い

・生地や色のラインナップも多い

・高品質の日本製

・高級感ある天然貝のボタン

・ネット通販可能。一度お店に足を運んで、自分のサイズさえ分かれば、あとはネットで注文できてとても便利

 

新しくスーツもオーダーしたことだし、他にも良いブランドを探してみようかな!

wheneveryouareready.hatenablog.com

 

今回はシャツ編でした。

以上!

人生初の試み。オーダースーツを作ったはなし

人生で初めて、オーダーメイドのスーツを作ってきました。

 

訪れたテーラーはこちら、Sebiro & Co.

www.onward.co.jp

一緒に働く同僚の紹介で行ってきました。

自由が丘の駅からほど近い、交差点の角にあるお店に入ると、おしゃれなオジサン店員さんたちが迎えてくれました。何も知らなかったら少し入りづらい雰囲気もあるかも。

勇気を振り絞って「スーツをオーダーしたいのですが」と声をかけました。

 

はじめてのオーダースーツ作成、あっという間の3ステップ

(1)スーツの生地を選ぶ

まずはここから始まります。

ちなみに、ベースの値段は生地によって決まります。スーツを着るシーン、職種、好みなどを話しながら生地のサンプルを眺めて選びます。

10センチ四方くらいの生地サンプルだと、実際の出来上がりよりも少し色が暗めに見えるそうなので、「自分が想像しているよりもすこし暗めのものを選ぶと良いですよ」とアドバイスしてもらいました。

濃紺、特に無地が大好きなぼくの為に、数種類のサンプルを探していただきました。

店員さん「今準備ができるのはこの辺ですかね」

ぼく「かっこいい。いい感じですね。」

店員さん「こちらはより黒に近いですね。こちらは生地にやや光沢があって、こちらは・・・・」

ぼく「同じ無地の濃紺でも全然違うんですね。ちなみに、お値段は?」

店員さん「ここにあるのは13万円」

ぼく「(た、たかい。。。)」

そう、かっこいいやつは高いんです。とんねるずがいたら間違いなく買わされるところっでした。危ない危ない

ぼく「…もう少し予算を抑えると、どうなるんですかね?」

店員さん「無地って、値段によって差が分かりやすいんです。例えば、5万円の無地と15万円の無地は、一緒のローテーションだと使いづらいことが多いかもしれませんね。」

ぼく「なるほど。ということは、ストライプやチェックの柄モノの方が価格の差がわかりづらいということですね?」

店員さん「その通り。5万円のストライプと15万円の無地なら、併用しやすいんです。」

ということで、初めてオーダーの今回は予算を抑え気味にして、濃紺のストライプ柄に決定しました。

と同時に「来年には10万円オーバーの濃紺無地も作る」という野望が生まれました。

 

(2)オプションを選ぶ

生地を選んだあとは、詳細を決めていきます。ボタンの数や種類、裏地の色や柄など、店員さんと相談しながらどんどん決めていきます。ぼくは以下のオプション。

  • 裏地:ベージュのストライプ(紺色とベージュは相性が良い)
  • ボタンの数:2つボタン。最近は2つが主流です。
  • ボタンの種類:水牛の角でできた、黒のボタン(重厚感があり、黒の革アイテムと相性が良い)
  • ベント(背部の下の切れ込み):両脇に切れ込みが入っているダブルベンツを選択。センターベント(中央に一本のみ切れ込み)の方が若干フォーマルだけれども、現代では特に問題は無いし、足までのラインが綺麗に見えるよ。とのこと
  • パンツの裾:ダブルを選択。ビジネスはダブル裾がスタンダードです。
  • 名入れ:ビシっとローマ字の筆記体

するすると決まっていきます。

 

(3)採寸

ついに採寸。自分の身体のサイズを測ってもらいます。

サイズ感ーーこれこそがスーツ選びで一番重要なものであり、人々がオーダーメイドを求める一番の理由なわけです。

いろいろなサイズのスーツを試着しながら、椅子に座ってみたり身体を動かしながらサイズを決めていきます。

  • 肩のフィット:ぼくは人よりも肩甲骨が張っていて、肩幅が広いので、そこを調整
  • 上着の裾:店員さん「最近は短い丈が流行っているけれど、オーダーでフィットしたスーツは、お尻が隠れるくらいの長さの方がエレガントに見えるんです」
  • パンツの裾:ぼくは短めが好きなので、すこしだけ短め
  • パンツの細さ:最近の若い人は凄く細くしているけど、あんまり細いとシワが目立ってしまって逆に格好わるいとのこと。

お店の方はとても親切なので、スーツについて、相談すれば何でも教えてくれます。

採寸が終わると、お支払いを済ませて終了です。税抜で8万円でした。たかっ。ぼくは現時点で合計4着のスーツを持っていますが、お値段はどれも2万円前後でした。今持っているスーツを全て足した値段を、一着のスーツにつぎ込んだわけです。

仕上がりは4週間後とのこと。出来上がりは間違いなく、歴代スーツの中で最高の仕上がりとなるでしょう。

 

ビジネスマンにとって、スーツは戦闘服だ

僕は週5日スーツを着て働いているビジネスマンですから、スーツは僕にとっての戦闘服なんですね。

良い野球選手はユニフォームが似合うのと一緒で、良いビジネスマンはスーツが似合って当然だとおもっています。残念なことに、スーツの着こなしが微妙な人が多いんですね。それだけ「良いビジネスマン」は少ないのかもしれません。笑

着こなしですので、値段は関係ありません。実際にぼくは今まで、洋服の青山の2万円スーツしか着たことはないけど、ぼくよりダサい人は沢山みています。ほんとにおおい。

スーツの着こなし、小物の選び方については、また今度書こうかな。

紙手帳のススメ

ぼくは基本的にものを持ち歩きたくない。

基本的にかばんは持たず、iPhoneと鍵と小さな財布だけを持ち歩く。

財布の中にはカードとお札が数枚ずつ。会計は大体カードかスイカで済ませてしまう。

紙のスケジュール帳・メモ帳なんてもってのほか!と思っていたのだが、このたび、紙の手帳を購入してみた

 

これこれ、手のひらにすっぽり収まるサイズ。

www.amazon.co.jp

(※実際に買ったのは15年7月からの18ヶ月版)

 

理由は大きく分けて2つ。

理由その1:iPhoneのカレンダーが物足りないから

iPhoneのカレンダー(ジョルテ、Google、iOS)は試してみたが、以下の理由で物足りない

  • 立ち上がりが遅い。ロック解除・起動・表示まで、たった数秒のロスでも遅いなあ、と思ってしまう
  • 電話している時に使えない。iPhone2台持ちだし、イヤホンマイク使えば通話と同時にメモできるけど、基本的にそんな場合は無い。こういう時、上の「立ち上がりの遅さ」も気になる
  • 1度に、週や月をまたいで表示できない
  • メモ帳とうまく連携できない。スケジュール見たいときは「カレンダー」、メモしたいときは「メモ」。そもそも「メモ」と言うのは自分の「カレンダー」と繋がっている場合が多く、それを一緒にできないのは不便

 

理由その2:手書きのメリットが多い

手書きのメリットって有ると思う。特に多種多様のタスクを抱える今の仕事の上でのメリットが多い

  • ぼくは箇条書きが好きだが、手帳だと箇条書きも自由自在
  • 図も自由自在に書ける
  • 仕事のタスクを整理したり、先週のタスク、今週のタスクと一覧することができる
  • ↑で整理したタスクを、一個一個線で消していく作業に達成感を感じる
  • 机の上で作業することが多く、スマホよりも手書きが早い
  • 見た目が良い。若手サラリーマンたるもの見た目は重要。iPhoneいじってメモ取るよりも、手帳をサッと取り出したほうがスマート。実力だけでなく、細かい見た目の印象が大事なのは、ドライでフラットな社風の外資系企業でも同じ

 

もちろん、手書きのスケジュール帳を持つデメリットもある

  • 荷物が増える。これが結構辛い。。
  • 携帯のリマインド機能との住み分け。携帯のリマインド機能(スケジュールの事前通知)に関しては、iPhoneが圧倒的に便利。今でも非常に重宝しているから、そこをどう生かしていくかは今後一番の課題
  • 紛失時のバックアップがない(そもそも、紛失はしないと思うが)

 

今後も、使っていく上でメリット、デメリット等があればシェアしようと思います。今日のところは以上。

 

 

 

そもそも、コンサルティングってなんだ【超かんたんな説明】

こんにちは。

自己紹介でちらっと書きましたが、ぼくは戦略コンサルティングという業界で仕事をしています。

wheneveryouareready.hatenablog.com

おそらく殆どの方にとって馴染みは薄いでしょうし、ニュースに出ることもあまりありません。さて、どんな仕事なんでしょうか。

企業の全社戦略や、M&Aにおける事業統合のサポートなど、企業経営のトップレベルに関わるコンサルティングを中心に行う。

(出典:コンサルティング - Wikipedia

簡単にいうと、企業の経営戦略に対して調査やアドバイスを行うお仕事です。

会社を経営するということは、多くの決断を下すということです。経営者は、いい結果を導くために、良い決断を下す必要があります。良い決断を下すために、コンサルティング会社にお金を払って、決断のサポートをしてもらう、ということです。

 

あまり世の中で知られることのないコンサルティングというお仕事ですが、有名大学の就活生にとっては大人気の業界でもあります。その理由について、ぼくの思うところを今度書いてみようと思います。 

 

余談ですが、「コンサルティング」という言葉に対して怪しいイメージを持っている方もいるかもしれません。詐欺とかで逮捕される方は「自称コンサルティング会社経営」「自称コンサルタント」とか名乗ることが多いのが理由の1つですね。

「コンサルティング」という仕事は、名乗れば誰でもできます。要するに、資格を必要としないんです。(「医者」や「弁護士」は資格が無いと名乗れませんからね。)

 

今日は以上。